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◆お出かけ報告 |
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6月に研修旅行で「美枝きもの資料館」へ |
「美枝きもの資料館」は創立者である上田美枝さんが、いろいろなキモノの二分の一の雛形を作り始め
これらのものを一般に公開し、きもの・和裁技術の普及に努めようという目的で創設されました。
”美術品的なものから庶民がこよなく愛したきものまでをご覧いただきたい”
その他にも、日本のキモノに創意工夫を加えて仕立てられたキモノ、江戸時代から現代までのキモノ、
民族衣装の展示等があり、おそらく日本中でも他に類のない資料館といえましょう。
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今回初めて研修旅行に参加させていただきました。
バスに乗る前に袋いっぱいのお菓子をいただき大型バスで出発。
先ずは「美枝きもの資料館」の鑑賞です。
創立者である上田美枝さんが全国から収集された着物を展示。江戸時代から昭和までの歴史を
目で感じる事が出来ました。二分の一の雛形で展示されていたリバーシブルの着物は印象深いです。
昼食は富士山温泉「鐘山苑」。上品でとても美味しいお料理でした。
なにより日本庭園が素晴らしい!
庭園の中に桂川が流れマイナスイオンたっぷりで心身ともに癒されました。残念ながら富士山は
雲が掛かり見る事が出来ませんでしたので、今度はぜひ個人的に訪れ絶景を堪能したいと思います。
今回はクラスの仲間と会社を休んで参加しましたが、最高のリフレッシュになりました。
(K. S さん)
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楽しかった長い勤めを終え、孫育ても終わりを迎えようとしている今、
今まで不得手にしてきたことをし、新たな出会いを求めて、娘が以前お世話になった上大岡校に
入校いたしました。
当日は朝早いのも苦にならず、行きはいつもご一緒に方と楽しくおしゃべりをし、
美枝きもの資料館に着きました。そこでは、日本人の布、着物に対する美意識の高さに驚きました。
高貴な方の着物の染め・織り・刺繍はもちろんでしたが、庶民の「ぼろ織り」「百枚はぎの着物」
(説明だけ)など、どの階層でも着る人に対する願いが込められていることに感動いたしました。
また、「経ち目なし祝着」には、三歳の孫娘を持つ私はこれなら何度も買わなくてよいと賛同の手を
打ちました。
帰りも精力的に食べ、飲み、足湯し、おしゃべりしながら帰ってまいりました。
楽しい企画をありがとうございました。 (Y. N さん)
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今回の見学に当たり、ぜひ見てみたい物がありました。
『出産祝』として、近所の方から送られる『端布』で作る着物です。
多数の人による『合力祈願』の意味合いと、布や糸が持つ『呪術的な力』への期待からなる民間信仰の一種のようですが、
栄養面、衛生面、医療環境等、生まれた子供が無事に育つということが難しい時代であり、
周りの大人たちの「どうか無事に育ってほしい」との祈りが伝わってくるようでとても心うたれました。
今の恵まれた環境に感謝し、平和の大切さを実感しました。
今回の見学を契機に日本文化としての『きもの』を見直し、今後は積極的にきものに関わっていきたいと
決意を新たにいたしました。 (N. Y さん)
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先日、お教室から行った「美枝きもの資料館」と「ホテル鐘山苑」はそれぞれ非常に興味深いものでした。
まず、「美枝きもの資料館」では、今回昭和初めのお着物が多く展示されていましたが、その色の合わせ方の多彩さに驚きました。
お着物から覗く半襟も、前掛けのようなものも、今より物が少ない時代かと思われたのに色遣いの選択肢が今よりずっと多いように感じました。
当地で購入した91歳になられる木村孝さんの「女の嗜み」という本に「着物は美のトレーニング」であり
「帯や帯締め、帯揚げ、草履からふとしたときに袖口から又は裾から覗く長襦袢の色まで、
すべてを自分で取り合わせなければなりません」とありました。お着付けの楽しみが無現に思えました。
そのほか、素敵な和のタペストリーやご主人に感謝して伊勢神宮より龍祭社を迎えて「三澤龍祭社」を
建立した上田美枝さんの話など、本当に楽しい体験でした。
「ホテル鐘山苑」では、おいしいお食事と、足湯・お抹茶・甘酒に素晴らしい景色と、
こんなところに両親を連れてこれたらさぞ喜ぶだろうとインターネットで調べましたら、蛍が見れる時期が
終わったばかりで残念。
でも、秋の紅葉もお部屋の露天風呂から見える富士山も「至福の眺め」だそうで、次は宿泊して
今回見ることが出来なかった富士山をぜひ見たいと思いました。
先生方のお手配とお気遣い本当に有難うございました。 (M. F さん)
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美枝きもの資料館のホームページはこちら
鐘山苑のホームページはこちら
2011年11月イベント報告「美枝きもの資料館訪問」はこちら
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